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【保存版】『バイリンガル教育の方法』を読んで…家庭で子供をバイリンガルに育てる4つのポイント!何歳から始める?成功の秘訣

英語
※本記事にはプロモーションが含まれています
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学生の頃から、ずっとバイリンガルに憧れていました。

将来もし子どもを授かることができたら、「バイリンガルに育てられたら素敵だな」と、ぼんやり思っていました。

ただ、いざ子どもができてからだと、毎日の生活に追われて、ゆっくり学ぶ時間を取るのはきっと難しいですよね。

だからこそ今のうちに、と思い、「バイリンガル教育の方法」について書かれた本を読んでみることにしました。

とても学びが多く、「これは同じように悩んでいる方にも役立つかもしれない」と感じたので、
このブログで内容をシェアしていきたいと思います。

今回読んだのはこちらの本です。

本書では、子どもの言語習得に関する研究や、バイリンガル教育を行ううえでの注意点などが、わかりやすく紹介されていました。

「子どもをバイリンガルに育てる」と一言で言っても、
家庭環境・言語に触れる量・関わり方など、さまざまな要素が複雑に絡み合っていることがわかり、
正直なところ、思っていたよりもずっと単純ではないと感じました。

それでも、この本を通して
「じゃあ何が大切なのか」「どんな視点を持てばいいのか」が少しずつ見えてきた気がします。

そこで今回は、私なりに感じた“バイリンガルを育てるために大切だと思ったポイント”をまとめてみました。
これからバイリンガル教育に興味のある方や、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

まずは「母語」をしっかり育てることが最優先

バイリンガルの基礎づくりで、一番大切なのは母語をしっかり育てることだと、本書では繰り返し強調されていました。

母語が大切な理由は、単に「言葉が話せるようになる」ためだけではありません。
母語は、子どもにとって次のような重要な役割を果たすそうです。

  • 母語を使って周囲の人と関わり、社会性を発達させる
  • 自分の感情を言葉で伝えることで、情緒を安定させる
  • 考えるための道具として使われ、思考力や知能の発達につながる

こうした理由から、母語は「次の言語を学ぶための土台」であるだけでなく、
心や思考を育てる基盤そのものだということがわかりました。

⚠️ 知っておきたい「ダブル・リミテッド」のリスク

早期教育を急ぐあまり、母語(日本語)が固まらないうちに第二言語を詰め込みすぎると、どちらの言語も年齢相応のレベルに達しない「ダブル・リミテッド」の状態になる可能性があります。

リスクのある状態
母語の土台が未完成 + 第二言語の習得を急ぎすぎる
⬇︎
ダブル・リミテッド(限定的二言語話者)
思考や感情を複雑に表現する「深い言葉」が育たない

大切なのは: 焦って第二言語を優先するのではなく、まずは「思考のベースとなる母語」をしっかり育てること。その安定した土台があってこそ、高いレベルのバイリンガル教育が成立します。

また、母語を育てるうえで大きな役割を果たすのが家庭環境です。
日常生活の中でどれだけ言葉に触れ、やりとりを重ねられるかが、母語の発達に大きく影響します。

「早く英語を身につけさせたい」という気持ちがあっても、まずは母語を丁寧に育てることが、結果的にバイリンガルへの近道になるのだと感じました。

言語形成期を知り、年齢に合った関わり方をする

本書では、言語形成期はおおよそ5〜15歳とされており、4歳以前は「言語形成期以前」、15歳以降は「言語形成期以後」と呼ばれています。

さらに、言語形成期は次のように細かく分類されています。

言語形成期前半 (1) 0-2歳 「ゆりかご時代」
        (2) 2-4歳「子ども部屋時代」
        (3) 4-6歳「遊び友達時代」
        (4) 6-9歳「学校友達時代前半」
言語形成期後半 (5) 9-15歳「学校友達時代後半」

完全改訂版 バイリンガル教育の方法 中島和子・著

どの時期においても、最優先すべきなのは「母語をしっかり育てること」だと強調されていました。

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この時期に最も大切なのは、知識を詰め込むことではありません。本物の母語話者による「自然で、感情豊かな言葉」にたくさん触れることです。

  • ❤︎ 心地よい抑揚とリズム:
    理屈ではなく、音の心地よさが脳に染み込みます。
  • ❤︎ 感情のこもった声かけ:
    言葉と「うれしい」「大好き」という心がリンクします。

この豊かな「音のシャワー」が、一生を支える母語の強い根っこになります。

🏠 2〜4歳の「子ども部屋時代」に意識すること

この時期から第二言語に触れさせることは十分可能です。ただし、鉄則はひとつ。「母語の発達を最優先に守る」という範囲内で行うことです。

🌱 母語を脅かさないためのチェックポイント:
・日本語での会話や読み聞かせを楽しめているか?
・新しい言葉(母語)が順調に増えているか?
・無理に英語を押し付け、言葉を話すこと自体がストレスになっていないか?

「早くから英語に触れさせた方がいい」という考えだけで進めてしまうのではなく、
年齢や発達段階に合わせて、母語とのバランスを大切にすることが重要なのだと感じました。

読み聞かせはバイリンガル教育の土台になる

読み聞かせは、子どもの言語発達に欠かせない習慣であり、バイリンガルを育てたいと考える場合には、なおさら大切な役割を果たします。

母語での「聞く・話す・読む・書く」力がしっかり身についていれば、それが第2言語・第3言語を学ぶための土台になります。
まずは母語の力を丁寧に育てることが、結果的にバイリンガルへの近道になるのだと、本書を通して知りました。

本書では、毎日15〜30分程度、母語で読み聞かせを行うことがすすめられています。
時間や気持ちに余裕がある場合は、第2言語での読み聞かせを取り入れるのも良いそうです。

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この時期、読み聞かせの習慣は大きな進化を遂げます。ただ物語を聞く段階から、「自分でも読んでみたい!」という自発的な好奇心へと自然にシフトしていくのです。

✨ 「自走する力」が育つサイクル:
1. 読み聞かせを通じて、本は「楽しいもの」だと認識する
2. 「もっと知りたい」という気持ちが、文字への興味に変わる
3. 本を読むこと自体を楽しめるようになる

私自身、ボランティアで小学校へ読み聞かせに行っています。
ただ、これまで読み聞かせが言語の発達にここまで大きく関わっているとは知らなかったので、とても驚きました。

でも振り返ってみると、私自身も「本を読んでもらう」という体験を通して、「自分でも読んでみたい!」と思うようになり、
そこから自然と漢字を覚えていった記憶があります。

読み聞かせは、単に本を楽しむ時間というだけでなく、言葉への興味や学びのきっかけを育ててくれる大切な時間なのだと、改めて感じました。

「1人1言語の原則」を知っておく

本書の中で、個人的に一番面白いと感じた考え方が「1人1言語の原則」でした。

例えば、母親と父親の第一言語が異なり、お互いに相手の言語も話せる場合。
「子どもには、どちらの言語で話しかけたらいいんだろう?」と迷いますよね。

👤 「人」と「言語」をセットにする重要性

大人が2つの言語を混ぜて使うと、子どもはどちらのルールに従えばよいか混乱してしまいます。大切なのは、大人が「自信を持って話せる言語」で接することです。

👩‍🦰
お母さん
日本語
🧔
お父さん
英語

結論: 「この人とはこの言葉」という一貫した環境が、子どもの脳内での言語スイッチをスムーズにし、混乱を防ぐカギとなります。

ただし、本書では同時に、「1人1言語の原則」が必ずしもすべての家庭に当てはまるわけではないという点にも触れられていました。

場合によっては、

  • 子どもに心理的な負担がかかる可能性があること
  • 家庭環境や親子関係、生活スタイルによって最適な形は変わること

も指摘されています。

そのため、原則に縛られすぎず、子どもの様子を見ながら柔軟に対応することが大切という姿勢が、とても印象的でした。

まとめ|バイリンガル教育は「焦らず、土台づくりから」

本書を読んで、バイリンガル教育は思っていた以上に複雑なものだと感じました。

特に大切だと強調されていたのが、次の4つです。

  • まず母語をしっかり育てること
  • 年齢や発達段階に合った関わり方をすること
  • 読み聞かせや日常の会話を大切にすること
  • 1人1言語の原則(ただし柔軟に対応する必要あり)

これらは、「バイリンガルに育てたい!」という思いが強いほど、
つい後回しにされてしまいがちなのではないでしょうか。
(実際、私自身も母語の大切さをあまり理解できていませんでした。)

一般的に「若ければ若いほど言語の習得は早い」と言われますが、
本書を通して、バイリンガル教育に近道はなく、焦らず長期的な視点で向き合うことが大切なのだと感じました。

本書では他にも大切なポイントがたくさん書かれているので、バイリンガル教育に興味ある方は、ぜひ手に取ってみてくださいね!

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