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【書評】振り回されるのはやめるって決めた|パートナー関係で学んだバウンダリーの大切さ

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※本記事にはプロモーションが含まれています
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最近パートナーとの関係で「自分が振り回されているな」と感じた瞬間があり、そんな状況から抜け出したくて手に取ったのが、本書『振り回されるのはやめるって決めた』でした。

今回は本書を読んだ感想と私の体験をシェアしたいと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね!


振り回されるのはやめるって決めた 「わたし」を生きるための自他境界 | 若山 和樹 |本 | 通販 | Amazon
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Amazon.co.jp: 振り回されるのはやめるって決めた 「わたし」を生きるための自他境界 eBook : 若山和樹: Kindleストア
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読むきっかけ

私がこの本を手に取ったのは、パートナーとの関係に悩んだからです。
私は彼がストレスを抱えている時に、彼がそれについてあまり話してくれないと感じていました。

そして、私は勝手に心配しすぎて、しんどくなっていました。

「ストレスを抱えているなら、あまり連絡しない方がいいかな」
「伝えたいことがあっても、負担を増やしたくないから今は我慢しよう」

そんなふうに考えてしまうことが多く、連絡が減ると「何か悪いことが起きているのでは」と不安になることもありました。

彼が何かをしたわけではありません。でも自分が振り回されているなと感じていたのです。
だからこそ「振り回されるのはやめるって決めた」というタイトルに惹かれて、読んでみることにしました。

本の概要

本書のテーマは「人に振り回されず、自分を大切にするための境界線=バウンダリーを持つこと」。

心理学でいう boundary(境界線) とは、「自分と他者を区別し、健全な人間関係を築くための線引き」のこと。
この境界線がうまく引けないと、相手の「いや」を受け入れられなかったり、自分の「ほしい」を言えなかったりします。

本書では、境界線には次の5つのタイプがあると書かれています。

「境界線の5つのタイプ

  1. 迎合タイプ – 自分の境界線の侵害に対して「いや」と言えない
  2. 回避タイプ – 自分のニーズを認められず「ほしい」を言えない
  3. 支配タイプ – 相手の「いや」を受け入れられない
  4. 無反応タイプ – 相手の「ほしい」を受け入れられない
  5. バウンダリー – 適切に「ほしい」と「いや」と言うことができる」

本全体の雰囲気はやさしく、心理学が初めてでも読みやすいものでした。

学び① 自分は「迎合タイプ」だった

次の一文を読んだときに、私はまさに「迎合タイプ」だと思いました。

「意見の対立や葛藤を避けることで、問題解決力や交渉力…が不足してしまうこともあります。」

私はとにかく意見の対立が嫌いで、できるだけ相手に合わせて生きてきました。
浅い部分でのこだわりは削って、譲れるところは譲る。ただ、どうしても譲れない部分に触れられたときにはNoを言ったり、距離を置いたりしていました。

幸い、これまでは人に恵まれてきたので大きなトラブルはありませんでしたし、人付き合いも狭く深くのタイプなので、人付き合いがしんどいなと思うことはあまりありませんでした。

でも「パートナー」という、家族以外の誰かと深い関係を築くとなったとき、自分の意見をうまく言えないことに気づいたのです。
今まで人に合わせすぎたせいで「自分は何が嫌なのか、何をしたいのか」がよく分からなくなっていました。

だからこそ、今のパートナーと長く付き合っていくためには、小さなことでもすり合わせをして、自分の意見をはっきり伝えることが大切だと感じました。

学び② 秘密を持つことは悪いことじゃない

もう一つ印象に残ったのは「家族間で生じる境界線の問題」についてです。

私は悩みがあると、家族にほとんど全部話してしまうタイプです。
一方、姉は自分の中で解決してから事後報告をするか、まったく話さないタイプ。
私は「隠されている」と感じて嫌に思うことがありました。

でも本書にはこう書かれています。

「秘密を持つことは、自分のこころのなかに他から侵入されない場所をつくることです。秘密があることは(少なくとも部分的には)他者から独立しているということになります。」

それを読んで、秘密を持つことは「バウンダリーの一部」であり悪いことではないと知りました。

だから、家族に隠し事のように見えることがあっても、それはそれぞれのバウンダリー。

そしてそれはパートナーにも言えることで、彼のバウンダリーとして尊重すべきものなのだと思いました。


もちろん秘密によって自分が不安になるのであれば、「ただ受け入れる」のではなく、素直に質問してみることも大切だと学びました。

読んで変わったこと

読む前は「彼に振り回されているのかも?」と思っていましたが、実際は私自身の受け止め方の問題も大きかったと気づきました。
相手の不機嫌や不安に左右されやすい性格を見直すきっかけになったのです。

本を読んでから、パートナーに「ストレスを抱えているようだったから、話したいことも話せなかったし、ストレスについて聞かれたくないのかな、と思って聞けなかった」ということを伝えました。

すると、彼は「自分にストレスがあっても他の人に負担をかけたくないから、基本的には話さない。だけど、もし気になることがあれば話すのは嫌じゃないよ。それに話したいことがあるなら、いつでも話して」と言ってくれました。

このことを話せたことによって、彼のスタンスも理解できましたし、私の不安になるポイントも知ってもらえました。

これからは「言いたいことは我慢せず言う」「聞きたいことは素直に聞く」を意識していこうと思います。

この本はこんな人におすすめ

今回私がこの本を読んだのはパートナーとの関係で悩みがあったからですが、本書は他にも家族、友人、職場の人など、さまざまな人間関係におけるバウンダリーについて書かれています。

ですので、次のような悩みがある人にはおすすめの1冊です!

  • 恋愛で相手に振り回されやすい人
  • 家族や友人関係でしんどさを感じる人
  • 職場の人間関係に疲れている人
  • 「NO」と言えずに悩んでいる人

まとめ

『振り回されるのはやめるって決めた』は、人間関係に悩む多くの人にヒントをくれる一冊でした。
特に私にとっては、パートナーシップに「境界線を引くこと」の大切さを考えるきっかけになりました。

👉 読んでみると「自分のバウンダリー」がどんな状態か、振り返ることができると思います。


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